接着糊の種類も選べるシール通販

その使い方によりシールを貼る場所や使い方はさまざまです。一度貼ったら剥がれない方がいい場合もあれば、値札などのように、剥がしやすい方がいいときもあります。印刷物の間違いや内容の変更などを訂正したり一部を隠したりと、特殊な使い方をされるケースも少なくありません。
使いやすさは接着糊の粘着力や特徴によって違ってきます。通販の印刷会社に作成を依頼するときに重要なのは、用途や貼り付ける面に適した種類の接着糊を選ぶことです。
接着糊の種類によっては、使える用紙や台紙の色に制限がある場合もあります。用紙との相性も重要なポイントのひとつです。接着糊の種類変更には別途料金が必要になることもあるため、確認しておきましょう。

強度による接着糊の分類

通販のシール印刷に使われる接着糊は、粘着する力により大きく3つにわけられます。もっとも一般的なのは粘着力の高さが中くらいのもので、普通糊と呼ばれています。常温環境下で平面に貼り付けることを想定しています。用紙を選ばないという点が最大の特徴で、幅広い用途に使われています。剥がせないことはないものの、剥がし残しや糊のべたつきが残るため注意しましょう。
強粘着糊は普通の糊では接着しづらい曲面や凹凸のある場所にもしっかりと着く強力な糊です。剥がれにくいので雨風がふく屋外や剥がれてはいけない製品の銘板シールなどに適しています。
弱粘着糊は剥がれやすい反面、剥がした後に糊や破片が残りにくいことがメリットです。繰り返し使う付箋やガラス食器に貼られるものは、剥がすことが前提にあるので、剥がれやすい糊がおすすめです。

用途で選ぶ接着糊の種類

通販のシール印刷では、特殊な接着糊を選ぶこともできます。冷蔵用糊は冷えたり水分がついたりしても剥がれにくい性質を持っており、食品や飲料など冷蔵庫から出し入れするものに適した糊です。冷凍用粘着糊はマイナス20度までの低温環境下でも剥がれにくく、凸凹面にも貼り付けられるので加工食品の表示などに使われています。
繊維用強粘着糊は、繊維に貼り付けるために使う強粘着糊です。糊残りしにくく生地を傷めにくいので、衣類に直接貼り付けることができます。再剥離粘着糊とは、剥がしやすく糊残りが少ないタイプの糊です。きれいにはがせるので一時的な使用に役立ちます。訂正用粘着糊はグレー色をしており貼り付けた部分をしっかり隠すことができます。

ピックアップ記事

シール通販は紙の選び方がポイント

どんな用紙に印刷するかはシールの出来栄えや機能を大きく左右するもっとも重要な要素のひとつです。印刷する用紙を選ぶ際には、まずどこで、何に使うかを明確にしておくことがポイントになります。水に濡れたり水滴...

シール通販で使えるホワイトインクとは

シールに限らず印刷物では何も印刷しない部分は用紙の色になります。白い紙を使った場合は白になりますし、透明なフィルムを使ったときは透明になるわけです。一般的な印刷物では白い用紙が使われることが多いため、...

接着糊の種類も選べるシール通販

その使い方によりシールを貼る場所や使い方はさまざまです。一度貼ったら剥がれない方がいい場合もあれば、値札などのように、剥がしやすい方がいいときもあります。印刷物の間違いや内容の変更などを訂正したり一部...

シール通販は形状と納品形態に注意

オリジナルシールを作成するには、まずデザインを決めなければなりません。近年ではパソコンソフトを利用すれば、自分で手軽にデザインできるようになっています。通販の印刷会社に依頼する場合は、データ入稿の形を...