シールとは糊がついた用紙のことを指します。文書の真実性を示すために封印を施したことから、封緘紙を意味するようになり、現在では台紙から剥がして貼るもののことを広く意味するようになりました。紙だけでなくフィルムが使われることも多く、文字や絵が描かれていることもあります。
台紙から剥がして使う紙やフィルムは、使用する場所によって2種類にわけられます。シールとは主に屋内で使われるもので、商品に貼り付けたりノベルティとして配布したり幅広い用途に活用されています。商品を判別するために使うものを特にラベルと呼ぶこともあります。これに対し車や看板など屋外で使うものは、ステッカーと呼びます。
シール印刷とは糊のついた紙やフィルムにデザインを印刷することです。印刷は1枚から可能であり、大量に印刷するほど1枚あたりの単価は安くなります。
3つの印刷方法
シールを印刷する方法は主に3つあります。もっとも簡単なのは、パソコンでデータを作成し、市販の用紙を購入して、自宅で印刷する方法です。自宅にプリンターがあれば、すぐに作成できて、費用も抑えられます。ただしプリンターのグレードにより印刷品質が左右されたり、切り抜く手間がかかったりすることはデメリットです。
プリンターをお持ちでない家庭では、ビジネスコンビニを利用するという方法もあります。データと用紙さえあれば、スピーディーに作成可能であり、多くの場合、自宅で印刷するよりもきれいにできます。近くにビジネスコンビニがあるなら検討してみましょう。
これらの方法は、少量の印刷に適した方法です。大量に印刷したいときは、シールの印刷を専門に行っている業者に依頼することをおすすめします。印刷から切り抜きまですべて行ってくれるうえ、クオリティの高いシールが作成できます。
印刷は通販がおすすめ
シールの印刷に対応している業者は、実店舗のみの印刷会社と通販の2種類があります。一般的な印刷会社はシールだけでなく、チラシや書籍などの印刷も行っているケースがほとんどです。担当者の顔がわかるメリットはあるものの、何度も打ち合わせを行わなければならず、納品までに時間がかかります。作成する枚数にもよりますが自分で印刷する場合に比べ費用は割高で、少量作成したいときは高くついてしまいがちです。
これに対し通販の印刷会社はシールやステッカーなどに特化しているところもあり、データさえあれば一般的な印刷会社に依頼する場合に比べ、短い期間と安い費用で作成できます。通販の印刷会社の中には、オンラインでデータを作成できるシュミレーターを提供しており、専用デザインソフトを持っていなくても注文できるところもあります。まずは相談してみてはいかがでしょうか。
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